culture
February 08, 2005
January 29, 2005
中国文化ーーお茶(5)
お茶の入れ方――潮州式の入れ方 |
1、特徴 これは粗製品のお茶に適した方法で値段のそれほど高くない一般のお茶の上品な味を引き出すことができる。一気にすすめることを重んじ、つまり、お茶を入れるとき、おしゃべりをすることは慎み、なるべく邪魔されるようなことは避け、エネルギー、息、神経を統一する境地に入ることを要求される。器の選択、動作、時間及びお茶を入れるためのお湯の変化などがいずれもきびしく要求される。 (日本の茶道に似てはいるが、ただ茶器に対する要求は日本の茶道ほどではない) |
January 26, 2005
sleeping lion ーー 漢方薬
漢方薬、162カ国・地域で使用される |
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中国の国の宝の一つと見なされている漢方薬は現在、8カ国で使用を認可され、9カ国で医療保険システムに組み入れられ、162カ国・地域で病気の治療で一部活用されている。これはこのほど開催された第三回国際伝統医薬大会で明らかにされたものである。 人口の増加と疾病の変化にともない、現代の医学と現存の公共衛生保健システムは人々の健康に対する要求には十分に応えられないようになっている。したがって、人類が現代社会に入る前から広く応用されていた伝統医学は、医学界や各国政府の視野に再び入ることになった。悠久な歴史、強靭な生命力、割安の費用、確実な治療効果などの長所をもつ漢方薬はとくに注目を集めており、WHOにも高く評価され、影響力もだんだん強くなっていく。
中国中医薬管理局は6日、中国医学を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録申請することを発表した。無形文化遺産としての申請で、漢方医学・漢方薬・民族医薬などが含まれる。 |
January 25, 2005
中国文化ーーお茶(4)
January 22, 2005
中国文化ーー中華料理(3)
中国八大料理―四川料理 |
・ 特徴 (1)味付けを重視している。 a 調味料が複雑多様でこの点に大きな特徴があり、四川の調味料、四川の味を重視している。調味料としては唐辛子、花山椒、胡椒、紹興酒の酒糟、豆瓣醤、葱、生姜、ニンニクなどを多用する。 b 段階別の逓増式調味法に優れる。 c 味付け様式が多様である。 (2)料理方法としては簡単な炒め物、煎り物、煮込み、揚げ炒めなどに長じる。 このほか、四川料理はスープの作り方、使用方法を重視する。 ・代表料理 四川料理には“干煸牛肉絲(牛肉細切り揚げ唐辛子炒め)”、“水煮牛肉(牛肉の唐辛子煮)”、“宮宝鶏丁(ナッツと鶏肉サイコロの炒め物)”、“麻婆豆腐”、“酸菜魚(酸味のある漬物で魚を煮込む)”など多くの料理がある。 ・複合型四川料理 |
January 21, 2005
中国文化ーーお茶(3)
お茶の購入 |
茶の購入は簡単なことではない。良質なお茶を手に入れるには、さまざまな茶のグレード、価格、相場の動きおよび茶の評定、検査方法など多くの知識を身につけなければならない。茶の質は、主に色、香り、味、形という四つの方面から識別する。 しかし、普通のお茶を飲む人に対し、茶を買う時に、普通はお茶の外形と色合いを見、香りをかぐことしかできず、茶の品質を判断するのはさらに難しい。ここでは大ざっぱにお茶の識別方法を紹介する。お茶の外形から主に五つの方面から見る。つまり、柔らかさ、外形、色合い、完ぺきさ、見た目の良さである。 |
January 20, 2005
中国文化ーー民族楽器(2)
吹奏楽器ーー笛
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竹笛は中国では人類の最も古い吹奏楽器ともいわれており、『世界楽器史志』に記載されている年代の古い吹奏楽器でもあり、世界の笛類楽器の始祖である。 笛は竹製で、上に吹き穴と膜穴があり、空気を通す穴が二つ(あるいは四つ)あり、指で押さえる穴が六つある。膜穴の上はアシの膜あるいは竹の膜でカバーされ、吹き穴の左端は笛栓で詰め、横から吹く。二組の音域があり、音色は清らかである。 笛は中国で広く使われており、主に曲笛、バン笛の二種類があり、昆曲の伴奏や合奏に使うものを曲笛といい、バン子腔という節回しの演劇の伴奏に用いられるものをバン笛という。 曲笛の演奏スタイルというと、音調が雄渾で丸味があり、しなやかで流暢である。メロディーは波のような起伏感にあふれ、リズムは穏やかで独特の趣きがあり、情感の表現は婉曲で、音楽性に富むものである。演奏上、息の運用を特徴とし、常用する技法はベースとなる音、前打音、泛音、顫動音、贈音、振動音などがある。 バン笛は主に中国の北部で使われ、伝統的演劇のバン子腔の音楽伴奏や中国北部のさまざまな民間器楽の合奏に用いられる。バン笛は曲笛より短く、管の幅が曲笛のより小さい。バン笛の演奏スタイルは、音調が高くて清らかで、メロディーが起伏して変化に富み、リズムが活発で脈打つようなもので、音楽は豪快でさっぱりしており、情熱があふれ出ているようで、趣きに富む。演奏の際には舌の運用を特徴とし、常用する技法は頓音、顫動音、抹音、歴音、垜音、花舌音などである。 |